「付き合ってるとかじゃないよね?」不倫女は夫のことが…#2
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「夫の不倫相手は友達でした」本編に繋がる、主人公つきことミナの過去のお話。
本編では妻と不倫相手という関係性だが、
ミナとつきこは元々大学の同級生で、とても仲が良かった。
ある時、ゼミの飲み会でたかしとミナは親しくなり、ミナはたかしに好感をもつように。
だが、実はたかしは密かにつきこへ恋心を寄せていて…
つきことミナの友情は、たかしを巻き込んで思わぬ方向へこじれていく。
学生時代ならではの苦悩を描いたエピソード。
編集部コメント
講義終わりにさりげなく隣の席に座って話しかけるなど、
それとなくタカシさんが好意を持ってくれていることを
感じていたつきこさん。
ミナさんと飲みに行く予定に、「タカシも一緒に来る?」と誘いました。
後ほどつきこさんは、電話でミナさんに飲み会の件を伝えます。
ミナさんはタカシさんの参加を快諾してくれますが、
「付き合ってるとかじゃないよね?」と質問してきます。
今思えば、この質問はミナさんなりの”サイン”だったのかもしれませんが、
つきこさんはその時、”サイン”に気がつけませんでした。
付き合っているかの確認だけで、
”好意を持ってるかも…?”と気付くのは難しいですよね…。
この時ミナさんとの飲み会にタカシさんを誘わなければ、
未来は変わっていたのでしょうか…?