「よく頑張ったね」抱きしめてくれた母。優しさが身に染みて…#67
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主人公さくらこは、子どもにも恵まれ充実して日々を送っていた。
夫の不倫を除いては…
夫は残業と言いながら、趣味のスポーツクラブで知り合った女と
人目もはばからず不倫を楽しんでいた。
妻はボイスレコーダーや友人の証言を集め、着々と不倫の証拠を手に。
いざ離婚の話し合い!という時に、
まさかの夫から離婚を切り出され…!?
不倫相手に吹き込まれるがままに、
話が二転三転していく夫。
「再構築のためになにすればいいか教えて」
「分からないから聞いてるんじゃん!」
不倫の実情を赤裸々に描いた作品。
編集部コメント
心身ともに限界のさくらこさんは、預けた四葉を家に送ってもらうよう両親に頼みます。
ぐっすり眠っている四葉を、父が居間へと運びます。
すると、さくらこさんの名前を読んだ母。
さくらこさんが振り返ると、「よく頑張ったね…」と抱き締められます。
思わず涙が溢れ、母に抱きしめられる懐かしい感覚を思い出して…
両親は、本当はさくらこさんを1人で行かせたくなかったのではないでしょうか。
何も詳細を話していないのに、さくらこさんが無理に笑顔を作っていることはお見通しなのですね。
親子の絆にグッとくる回でした。