「死者の言葉を下ろしてあげるわ」亡くなった父を勧誘の材料に#28

引っ越しでとあるマンションに越してきた主人公の「私」さん。

近所に住んでいるというママ友も感じの良さそうな人で、
これからの生活への不安が薄れたかと思いきや…

ある時ママ友との雑談中に、いかにも怪しいクリームを勧められ疑心暗鬼に。
そこからは勧誘活動の暴走が始まり、
「入会するまで帰らないわよ」と
あまりにも強気な勧誘が続く。

出会う時にはやたらと出会う、宗教の勧誘活動。
度を過ぎた勧誘にうんざりしていた主人公だが、
思わぬ救世主が現れーー！

B代に圧倒されて、仕方なく手相を見せた私さん。
「お父様をなくしているのかしら？」とデリカシーもなく家族のことを突っつくB代に、私さんは苛立ち始めます。

そこで「死者の言葉を降ろせる」と言い出すB代。
断る私さんにお構いなく、「結婚して子供ができたことを喜んでいる」と本当らしいことを話し…

てっきり運勢などを占うのかと思いきや、自分のことを信じさせようとしているような手口ですね。
私さんにとっての悲しい記憶を利用してデタラメを言っているとしたら、人として許せません。
私さんはどんな反応をするのでしょうか。