生きている人の体を借りて歩く「かるさん」。元に戻るためには…#5
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編集部コメント
子供の頃は、かるさんについて何も教えてくれなかった親。
しかし、姉妹が大人になったところでかるさんについて打ち明けてくれます。
「かるさんは」方言で「借りる」という意味で、亡くなった人が生きている人の体を借りて歩き回ることがあるようです。
借りるのは近しい間柄の人の体であり、A子ちゃんを引きずっていたのはその母親でした。
かるさんの気が済めば終わるものの、それまでは体の一部にしがみつかなければならないらしく…
数時間か数日後かわからないのに、かるさんにしがみつかなければ戻れないというのは恐ろしい話ですね…
A子ちゃんは無事だったのでしょうか。
