友人の爺さんが亡くなってから、初七日。その日は風が強くて…#1
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編集部コメント
これは、主人公が友人Yさんから聞いた話です。
爺さんっ子だった彼のお爺さんが亡くなったとき、
彼はお葬式でわんわん泣きました。
そして、そのお爺さんが亡くなってから、
ちょうど初七日のこと。
その日は彼の住んでいる地域で暴風警報が出されたほど
風が強かったのにも拘らず、
学校からの帰りのバス賃も底をついた彼は、家まで歩いて帰りました。
爺さんっ子にとってお爺さんの死は受け入れ難いものですよね。
彼のお爺さんは、これから一体どのようにして
彼のことを見守ってくれるのでしょうか?
