助かった私の腕にはアザが。落下する影の正体は不明なままで…#5

女性に手を引っ張られ、窓から落ちそうになる主人公。
諦めかけた時、誰かが体を部屋側に引っ張って助けてくれます。

振り向くと、そこにいたのは顔を強張らせたCさんでした。
どうやら主人公は毎晩独り言を言いながら窓の外を見ていたらしく、怖くなったCさんは知らないふりをしていたようです。

引っ張られた手には紫のアザと引っ掻き傷ができています。
落下する影の噂は以前からあったようですが、真相を知ることはできず…

若い看護師さんは何も知らないようですが、顔が青ざめていた婦長さんは何か隠していたのかもしれませんね。
主人公の手を引いた女性は、死んでしまった自分の元に引き摺り込もうとしていたのでしょうか。
怖い目に遭わないためにも、興味の持ちすぎには注意ですね…