「ん"〜〜ん"〜う"〜」俺は襖の真後ろにソイツの気配を感じ…#6
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編集部コメント
次の瞬間、ソイツはこっちを見たまま、
すごい勢いで階段を駆け上がり始めました。
主人公は弾かれたように動けるようになり、
宿直室に飛び込んで襖を閉め、押さえつけました。
しばらくすると階段の方から
「ん"〜〜ん"〜う"〜」という唄が聞こえてきて、
生臭さが強烈になりました。
主人公が「やめろぉぉぉ」と叫ぶと、ぴたりと静かになりました。
しかし、生臭さは先程よりもさらに強烈になっていました。
主人公は、ソイツが襖の真後ろにいることを確信します。
1枚の襖を隔てた真後ろに気配を感じるなんて、
想像しただけでゾッとします。
もう逃げ場のない主人公、一体どうするのでしょうか!?