卒業アルバムを見た母。「やっぱりブスだね」と私の鼻をつまみ…#5

あなたの「親ガチャ」は
当たりですか？はずれですか？

主人公・みちかは、
情緒不安定な母の元で育ち、
友人の家との違いに絶望する日々だった。

父はそんな母の様子を見ながらも、
自分には関係ないと見て見ぬふり。

父と話し合い転勤先へついて行くことにしたみちかだが、
母はそれを許すはずがなく…

「この恩知らず」
「犬がどうなってもいいのか」
そんなひどい言葉を投げかけてくる母。
自分が原因だとも知らずにーーー

親ガチャでハズレを引いた主人公が
毒親から解放されるまでの奮闘記。

無事高校に合格したみちかさん。
心から喜んで抱きしめてくれる母を見て、
「私がもっといい子になったら愛してくれるはず」
と思うのでした。

中学の卒業式を終え家に帰ると、
母は卒業アルバムを見て容姿をバカにします。
「これ毎日やったらちょっとはマシになるんじゃない？」
そう言って母はみちかさんの鼻をつまみました。

たまに優しくしてくれるから、
心の底から嫌いになれないんですよね…。
でも、母がまっすぐに愛情を注いでくれないのは、
母の問題であって、みちかさんの問題ではないと思います。